5回目
さて最後のお料理です。
椿の柄の可愛い器。
これがまた美味しかった。レンコンもちだったかな?形のあるレンコンやお魚も入ったもっちり食感のお団子。さらに上にはメレンゲのようなものが・・・吉野葛が上品です。
美味しかった。

下に昆布も敷いてありますね。

お食事が出る前に香の物
この器可愛い。
お店の名前も入ってます。
個室は9人の宴会で、この器が人数分運ばれていきましたがどうやって収納しているんでしょうか・・すごい数ですよ。

綺麗に上品に盛り付けてあります。
白菜漬けもこれだけ細かく刻んで少量だとすごく上品。

この2つ、したのはカマスのそぼろです。上のもしっとり美味しかった。
板長さんは全てに目が行き届いて指示が的確、隣でお弟子さんが香の物を盛り付けている時にほんの一瞬チラ見しただけで、「紅芯大根がまだだよ〜」と・・・素晴らしい目配です。
奥のスタッフにも「⚪️⚪️様に何々を〜」とか、私たちとの会話も疎かじゃないです。
指示の出し方も嫌味な感じもなく陰では厳しいんでしょうけど、「⚪️⚪️様にお酒まだだよ〜、怒ってるよ〜W」なんて冗談を。お客さんの方は板長に「怒ってないわっ!」なんて突っ込んだり。なんとも上手に檄を飛ばします。

そして炊き上がったご飯を持ってくる時に「カメラの準備してくださいw」と待ってくれました。
開けてびっくり、本当に綺麗!これは写真撮らないわけにはいきません。
こんな炊き込みご飯見たことあります?
感動しすぎてがっついたので盛り付けた画像がないんですが、これをほぐします。
中にはかなり大きめの新生姜がゴロゴロ。1センチ角とは言わないまでも5ミリはありますね。ナスの陰に見えますか?
こんな大きな新生姜もありです。ゴリッとした食感も香りもいい。もうっこれは薬味というより具の一部。
生姜だけはお米と一緒に炊くそうです。
そして金目鯛はグリルで焼きます。下味がしっかりついているみたい。西京漬とかかしら。
そしてナス。これも大きめ。
素揚げしてつゆにくぐらせることで味をつける以外に余分な油を洗い流すことも兼ねているそうです。
しかもまだ半生くらいの揚げ加減。芯にまで油が入ってないのがわかりますよね。
蒸らしている間にもどんどん柔らかくなるので、最初はこれくらいがいいそうです。
確かにお相手がおかわりしましたが、ナスがしんなりしてきてました。食感が残るのもトロトロもどっちも美味しい。
このご飯は印象に残るご飯でした。
残りはお土産にしてくれますよ。

いや〜〜いいお店です。
月一で通いたいです。
お肉が1つもなくてこんなに満足なのはなかなかないです。
振り返ってみれば魚ばっかりじゃんと思うんですが、食べている間はその度ごとに新鮮な気持ちでいただくことができるんです。また魚〜〜?何て絶対思わないです。
接客も器も・・・全て素晴らしいお店です。
ごちそうさまでした。